江戸時代に、北海道の各地で疱瘡などの伝染病による壊滅的な被害があったことが記録されています。
かつて、アイヌの人たちは伝染病も悪い神の仕業と考えました。
アイヌ語で「パイカイカムイpaykay-kamuy(歩き回る・神)」とか「パコカムイpa-kor-kamuy(伝染病の気・を持つ・神)」などと呼ばれ、疫病のカムイとして恐れられました。医療が進歩していなかった時代は病気を治すより病気にかからないことが肝心。
そのための儀式や山に逃げるなど、いくつかの方法があったようです。
今、私たちの生活を脅かしているコロナ。
この「歩き回る神」と遭遇しないために、人との接触を避けたアイヌの人たちの行動にも学ぶべきものがありますね。