シラカバの立ち枯れした木などについているツリガネタケ(別名ホクチタケ)。
アイヌの人たちは、樺の木に多く出るこのキノコを「タッニカルtat-ni-karus(カンバ・木・キノコ)」とか、「アペオカルape-o-p-karus([火・に入る・もの=火鉢]・キノコ)」などと呼んでいます。
かつてのアイヌの人たちは、火おこしの着火材として利用。狩猟などに出かけるときも、火口(ほくち)入れという小さなポシェットに入れて持ち歩きました。
イタリアとオーストリア国境の氷河で見つかった約5,000年前のアイスマンも、なんと着火剤としてこのツリガネタケを持っていたそうです!
イタリアと北海道、離れていても植物の利用方が同じというのが興味深いですね。