まだ冬枯れの色が残る釧路湿原ですが、夏鳥が渡ってくる季節になりました。
色鮮やかなオシドリも渡ってきましたね。この鳥のアイヌ語は「(川魚の)イトウと泳ぐ鳥」の意を持つチライマチ「ciray-ma-cir(イトウ・泳ぐ・鳥)」。
全道でそう呼ばれています。オシドリが「イトウと一緒に泳いでいるよー」と、アイヌの人たちにイトウの遡上を知らせたんですね。
別寒辺牛湿原を流れるチライカリベツ川(イトウが回遊する川)では、オシドリと一緒にイトウが泳いでいるのでしょうか。想像すると嬉しくなりますね。