待ちわびた山菜採り。その代表のひとつのクサソテツ(コゴミ)は今が旬ですね。
アイヌ語では、ソルマ「sorma」と呼び、葉柄を湯がいて汁の実にしたそうです。
また、秋になって伸びてくる胞子葉の胞子を取って食用にしたそうですから、さすが植物を知りつくしているアイヌ民族と、感服しますね。
ヤマドリゼンマイも同じ「ソルマ」と呼ばれ、若い葉柄を食用にしたほか、子どもたちは綿毛を取って手まりを作り遊んだそうです。
山菜を採りつくさないように、アイヌの人達は間引くようにして採取したことを、私たちも心がけたいですね。