クランベリーでお馴染みのツルコケモモ。
温根内木道の高層湿原では蕾が膨らみました。
可憐な花が見られるのももうすぐです。

アイヌの人たちが利用したのはツルコケモモの実で、アイヌ語は、カタカウレ
「<katam-sar-ka-hurep(ツルコケモモ・原・の上・赤い実)」。
その実を生で食べました。また、マスを食べるときの調味料として利用したそうです。
味見をしたくなりますね。

地名にも残されており、厚岸町にある「片無去」は「ツルコケモモの湿原」の意味。
そこでは今でもツルコケモモが群生しているのでしょうか。
地名の意味が分かるとその場所に愛着を感じ、足を運びたくなりますね。