アイヌ語由来の地名「天寧」、何と読んでいますか?
馴染みが深いのは釧路町にある地名「天寧:てんねる」でしょうか。
けれど、昭和59年に廃線となりましたが、東釧路駅の西側に根室本線の貨物支線駅があり、そちらの駅名は「天寧駅:てんねいえき」でした。
同じ字を書いて読み方が違うのも困りますが、アイヌ語では、てんねる<テイネル「teyne-ru(湿った・道)」。てんねい<テイネイ「teyne-i(湿った・所)」の意。
地名に使われる「テイネ(湿った)」は、湿地の意味で使われることが多く、札幌の「手稲」も湿地のあった所につけられた地名です。
アイヌ語の意味を知って、もう一度地名を見直すのも面白いですね。