アイヌ民族が呪術に利用した植物の中でも、特に利用頻度が多かったイケマ「i-kema(それ・足)=神の足」。
イケマは元々アイヌ語で、アイヌ語がそのまま植物名に用いられています。

アイヌの人たちは、その根に除魔力があると信じ、糸で首から下げる方法や、肌着、帽子などに縫いつけるなどして持ち歩きました。また、相手の心を鎮める効果もあるとされ、時化や天候直しに、山や沖猟のときは暴れる獲物に向かってイケマの根を噛んで吹きかけたそうです。

現在、イケマの根がストラップにつけられ、お土産屋さんで売られているそうですよ。

2014/8/8号掲載