ゴマ粒よりも小さいユキトビムシ。温根内軌道跡の雪の上でピョンピョン飛び跳ねていました。
春をもたらすこの虫をアイヌ語では、ウパニンカ「upas-ninka-p(雪・消す・もの)」とか、ウパルレ「upas-rure-p(雪・とかす・もの)」と呼んでいます。確かに、数多でうごめく黒い姿は融雪剤の効果があるのかも知れません。春を待ちわびていたアイヌの人たちは、このユキトビムシを見つけると、きっと笑みを浮かべたことでしょうね。
ちなみに、雪を運んで来るといわれる雪虫(トドノネオオワタムシ)と、春を運んで来る雪虫(ユキトビムシ)は、全く別の種だそうです。

2014/3/14号掲載