冬季、北海道に渡ってくるワタリガラス。

 ハシブトガラスより少し大きいワタリガラスをアイヌの人たちは「オンネパ(onne-paskur(老大なる・カラス)」と呼びました。

日本では北海道でしか見ることができない鳥だそうですが、アイヌの人たちには身近な鳥だったようで、各地で「オンネパ イネ(年寄りガラスどうしたの?)」で始まるアイヌの遊び歌が残されています。

この鳥の捕獲には、ホッチャレになったサケとイケマで餌用の団子を作り、それを食べたワタリガラスがイケマに酔って歩けなくなったところを捕える、という記録が残されています。

2014/1/10号掲載