暗い夜の森を自由に飛び交ってネズミやウサギを捕らえるエゾフクロウ。
かつて、アイヌの人たちはエゾフクロウの鳴き声に耳を傾けました。
「ペウレチコイキpewrep-cikoyki(小熊・獲れ)」と「聞きなし」した、その声の方向に翌朝行くと必ずクマがいたそうです。 
エゾフクロウをアイヌ語では、「クンネレカムイkunne-rek-kamuy(夜・鳴く・神)」とか、「イソサンケカムイiso-sanke-kamuy(獲物・を出す・神)」と呼ばれました。
エゾフクロウは、村の守護神シマフクロウの使いとも言われており、クマの居場所を人間に伝えてくれる神様だったのですね。

2013/11/8号掲載