空の上でホバリングしながら鳴き続けるヒバリ。

その声をアイヌの人たちは次のように「聞きなし」しました。「ヘンパラ マメ タラ ケイッカ ソ ケイッカ(いつ豆の俵を私が盗んだ?盗んだ?)」

聞きなしから、さらに発展させ小さな物語やメッセージを組み立てるアイヌの人たち。そんなお話がたくさんありますが、ヒバリのさえずりは、盗みの嫌疑をかけられチャランケ(談判)をしている声のように聞こえたのですね。

ヒバリをアイヌ語で、チャランケチ「caranke-cir(談判する・鳥)」とも呼んでいます。

2013/5/10号掲載