秋になるとアイヌの女性たちは、ヨシを刈りに行くのが重要な仕事の一つだったそうです。
列をなし、歌を歌いながら刈ったそうです。

ヨシはチセ(家)の屋根や壁、すだれに利用される大事な建築用材でした。ヨシの壁は
低気圧が来ると、茎の中の空気が変化して音を出すので、天気予報になったそうです。

アイヌ語でヨシのことをサキ「sar-ki(ヨシ原・稈)」と呼び、サ(=サ)は
ヨシ原や湿原という意味です。

ヨシ原があった所は、去来牛・佐呂間・更別・猿払など、多くの地名に残されています。

2012/10/05号掲載