2010年12月

オオワシ

 国の天然記念物に指定されているオオワシが釧路湿原に渡ってきましたね。オオワシはアイヌ語で、「カパッチ」とか「カパッチカムイ(ワシ・神)」と呼ばれています。

ワシ羽はアイヌの人たちが和人と交易するための重要な産物でした。強靭でしなやかな羽は矢羽として最高で、松前藩は将軍への献上や大名間の贈答にも用いたそうです。特にオオワシの尾羽はランクの頂点に位置し、斑紋によっても価値が違い、鑑賞の対象でもあったようです。

ワシ猟の場所としては、標茶町の虹別が有名だったようです。

オオワシの季節になりましたね。

2101/12/27号掲載

シマエナガ

 初雪が降るころ、群れをなして人里にやって来るというシマエナガ。
アイヌの人たちは、ウパ「upas-cir(雪・鳥)」と呼び、厳しい冬の訪れを知らせてくれる鳥だったようです。白い綿帽子のような愛らしい姿たからも雪を連想できますね。
 人が近寄ってもそれほど恐れないこの鳥を間近で見ること、その可憐さに思わず頬が緩みます。
 

先日、北斗展望台でシマエナガの群れに出会いました。釧路湿原にも、もうすぐ雪が降り、白い世界がやってきますね。

2010/11/29号掲載