ハスカップの名で親しまれているクロミノウグイスカグラ。温根内のミズゴケ
湿原で、クリーム色の花がうつむき加減にひっそりと咲いていました。

ハスカップという名はアイヌ語の訛ったもので、正確にはハシカオ
「has-ka-o-p(大きくない木・の上・にたくさんなる・もの」という名前が
アイヌ語でつけられています。

また、実は丸いものより少し長い形のほうが大きくて甘いらしく、それを
アイヌ語でエノミタンネ「e-numi-tanne(頭・の粒・長い」と呼ばれ、
食されました。

あと1~2ヶ月すると、紫色の実を温根内の木道から見ることができますね。

2013/6/14号掲載